
調理師
資格内容
- 調理師の資格は、日本独自の国家資格です。
資格の取得方法は「厚生労働大臣指定の養成施設で学ぶ方法」「国家試験に合格する方法」があります。
ただし、「国家試験に合格する方法」は、2年以上の実務経験が必要となります。
調理の仕事で必ずしも必要な資格ではありませんが、食品の栄養・衛生面・正しい調理法を理解し、安全な食を提供する仕事においてはぜひとも取得したい資格です。
取得方法
- (1)厚生労働大臣が指定した養成施設を卒業する
- (2)2年以上の実務経験を経て且つ国家試験へ合格する
取得資格
- (1)厚生労働大臣が指定した養成施設を卒業し、居住地の都道府県知事に免許を申請する
昼間は1年、夜間は1年半以上の過程が必要です
- (2)2年以上の実務経験を経て且つ、国家試験へ合格し、居住地の都道府県知事に免許を申請する
2年以上の実務とは…
・飲食店(旅館・簡易宿泊施設を含む)
・魚介類販売業、惣菜製造業の許可を受けた施設
・学校、病院、工場、寮、事業所などの給食施設(1回20食以上または、1日50食以上を継続して調理する施設)
※調理業務従事証明書が必要になります
実務経験にならない事例
・飲食店の経営や事務、皿洗いなど、調理に関わっていない
・デザート、パン類(惣菜パンは除く)のみの調理
・パート、アルバイトの場合(4日/週かつ6H/日の継続勤務の場合は対象)
・料理学校や教育機関で習っていた期間
・食品衛生法による営業許可のない施設での調理業務
試験
しかし調理師の資質向上、機会公平の観点から、試験日程・試験問題の統一が議論されるようになり、下記の府県については試験実施機関に委託、あるいは広域連合にて実施されるようになった。近い将来、全国統一日程、同一問題となる見込み。
- ・公益社団法人調理技術技能センターが実施。
- (青森県・宮城県・山形県・秋田県・石川県・茨城県・埼玉県・東京都・富山県・香川県・高知県・福岡県)
- ・関西広域連合が実施。
- (滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)
