
パン製造技能士
資格内容
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パン製造技能士パン製造の実務経験者を対象とした国家資格です。
技能の高さの証明になり、国が検定・公証している技能士の資格の中では、比較的難易度が高く、技術力やお店のレベルを示す指標となります。
取得資格
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実務経験を経た後、または職業訓練施設で学んだ後に、厚生労働省管轄の運営団体「中央職業能力開発協会」で実施する試験に合格する。
取得資格
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試験には特級・1級・2級の3つがあり、それぞれ受験資格となる実務・学習期間が異なります。
【2級の受験資格】
(1)2年以上の実務経験がある
(2)専門学校・短大・高専・高校専攻科の職種と同じ学科を卒業した
(3)厚生労働大臣指定の専修学校・各種学校卒業者で800H以上修了した
※必要とする実務経験2年の期間は、学習歴により短縮できる場合があります。
(詳しくは厚生労働省へご確認ください)
【1級の受験資格】
(1)7年以上の実務経験がある
(2)2級合格者で2年以上の実務経験がある
※学習歴により、実務経験の短縮が細かく指定されています。
(詳しくは実施団体へご確認ください)
【特級の受験資格】
(1)1級合格後の実務経験が5年以上ある
実技作業試験内容(パン製造作業)
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特級:工程管理、作業管理、品質管理、原価管理、安全衛生管理、作業指導及び設備管理について行う。
試験時間=3時間
1級:水の配合割合を決定したうえで、各材料の使用量を算出する。
さらに、支給した強力粉及び中力粉の2種類の小麦粉のうちから強力粉を選び、各材料の秤量を行った後、直捏(じかごね)生地法によって混捏(こんねつ)、発酵及び焼成を行い、山形(イギリス)食パンを指定の型を用いて4本作る。
試験時間=6時間
2級:支給した強力粉及び中力粉の2種類の小麦粉のうちから強力粉を選び、各材料を秤量し、直捏(じかごね)生地法によって混捏(こんねつ)、発酵及び焼成を行い、山形(イギリス)食パンを指定の型を用いて3本作る。
試験時間=6時間
