飲食店、レストランの面接、就職準備(心構えと準備)
面接への心構え
求人に応募した後の面接は、応募企業に対して自分の経験や適正を直接アピールする場です。
しっかりと準備し、「自分自身」を十分に理解してもらいましょう。
あなたの経験と仕事への意欲・熱意がどれだけ上手く相手に伝えられるかが、重要なポイントになります。
前日までの準備
準備しておくこと
- ・面接で聞かれる質問(転職理由・志望動機)
- ・面接会場の場所・時間の確認
- ・清潔な服装・身だしなみ
(男女共にスーツが基本。応募者のレベルが同じであれば印象の良い方が採用される確率が高い、求人の内容もしっかりと理解しておこう。)
準備しておくもの
- ・筆記用具
- ・当日提出する書類(履歴書・職務経歴書など)
- ・応募企業の連絡先
- ・面接会場の地図
- ・ハンカチ・ティッシュなど、身だしなみを整えるもの
面接に臨む姿勢
受付時
- ・携帯の電源をOFFにする
- ・約束の10分前には到着する。やむを得ず遅れる場合は、「理由」「到着時刻」を速やかに連絡を入れる
- ・到着したら、身だしなみのチェックをする
- ・用件をハキハキと伝える
- ・案内してくれた方へ「ありがとうございます」とお礼を述べ、下座で待つ
- ・提出する書類はすぐに渡せるように取り出しておき、かばんは足元へ置く。
- ・姿勢を正し、静かに待つ。灰皿があっても喫煙は控える。
「本日○時に面接のお約束をさせていただいております、佐藤大輔と申します。人事ご担当の○○様にお取次ぎをお願いいたします。」
面接会場に入る
- ・名前をよばれたら2.3回ドアをゆっくりノックする
- ・返事があったら「失礼します」と断ってから入室する)(※ドアは後ろ手に閉めないようにする)
- ・面接官に敬礼をした後、椅子の前まで進んで、「よろしくお願いします」とあいさつをする
「どうぞ」と言われてから座る
面接の開始
- ・面接官が応募者の名前など確認して、面接が始まる
- ・質疑応答が繰り返されるので、相手の目を見て一つ一つ丁寧に答える
- ・面接の最後では、応募者からの質問を確認されることが多い。応募の熱意を示す意味での何らかの質問をした方がよいが、質問内容については注意が必要
- ・採否の結果について説明がなければ、こちらから質問してよい
面接会場を出る
- ・立ち上がって、「ありがとうございました」と言って敬礼する
- ・ドアの前でもう一度敬礼して、ドアを静かに閉めて退室する
- ・受付を通る時にも「ありがとうございました」とあいさつする
しっかりおさえたい面接のポイント
話し方
- ・堂々と話して積極性をアピール
- ・短くまとめわかりやすく話す
- ・語尾まではっきり発音する
- ・面接官の質問をよく聞き、一方的に話さない
- ・正しい敬語を使う
姿勢
- ・背筋を伸ばし、椅子に浅く腰をかける
- ・手はひざの上に置く
- ・足は組まない
表情
- ・面接中の視線は面接官へ向け、面接官が複数の場合は話している人に向ける
- ・うつむいたり視線をそらしたりすると、自身がないと思われるので注意
- ・基本的にリラックス。大笑いしなければ、笑みがこぼれるのもよい
身だしなみ
- ・髪にはきちんとクシを通し、爪をきっておく
- ・スーツのボタンは留めておく
- ・ひげはきちんと刈り込んであれば問題ないとする面接官もいるが、剃った方が間違いない
- ・女性は化粧が派手にならないように
- ・靴は磨いておく
服装(男性)
- ・スーツ:紺やグレーでなくともよいが、派手な色は控える
- ・ワイシャツ:清潔感をだすため白が基本。カラーシャツなら薄めの色のもの。柄のシャツは避けた方が無難
- ・ネクタイ:派手でなければ構わない
- ・ズボン:折り目がついているもの
服装(女性)
- ・スーツ:パンツスタイルでもよい。落ち着いた色のものの方がよい。
- ・ブラウス:派手な色やリボンがついたものなどは避けたい
- ・アクセサリー:付けてもよいが、シンプルなものを
- ・スカート:座った時にひざが少し出るくらいの丈で