飲食店の転職準備(書類作成と応募の仕方)
5. 履歴書・職務経歴書の作成
◇履歴書
履歴書は転職をするうえで、自分を表現する第一ツールです。心をこめて作成しましょう。
- ・丁寧に記入する(誤字や脱字は厳禁です)
- ・間違えたら、修正テープや訂正印を使わずに書き直す
- ・黒かブルーブラックのボールペンでしっかりと記入する
- ・空欄をつくらないよう心掛ける
☆完成した履歴書はコピーして、面接当日にもう一度よんでおく
◇職務経歴書
転職の最重要ツール。自分のプロフィールをわかりやすく表現することがポイント。
ここで重要なのが、応募者の思い込みです。転職先の担当者は職務内容についてすべて知っているわけで
はありません。読めばわかるという思い込みは捨て、相手にわかりやすい・親切な表現を心がけましょう。
◆求人採用担当がみた 『こんな履歴書はイヤだ!』
- ・履歴書の使い回し
- ・インクや謎のしみで汚れている
- ・転職サイトなどにある記入例の内容がそのまま記入されている
- ・転職の理由が前職の悪口や不満
- ・色のついたボールペン、サインペン、鉛筆で記入
- ・間違えた箇所を修正テープや横線などで消されている
- ・誤字、脱字、文法が間違っている
- ・省略や略号がつかわれている
- ・元号と西暦が混ざっている
- ・漢字が少ない
- ・履歴書に油のようなものがにじんでいる
- ・証明写真がスナップ写真でブイサインをしている
- ・証明写真がプリクラ
- ・履歴書がしわくちゃ
- ・文字が極端に小さい
6. 応募の仕方
◇WEBサイトから求人応募する
WEBからの応募は時間帯の制約がないため、忙しい時間帯が店舗によって異なる飲食業界では、非常に有効的であります。しかし、求人の応募先とのファーストコンタクトに変わりはありません。
マナーをしっかり守り、相手にわかりやすい内容で伝える様心がけましょう。
【ポイント】
- ・応募先から返信があったら、迅速に対応しましょう
- ・応募先からの返答は必ずWEBでの返信であるとは限りません。電話を受けられる時間帯に制限がある場合は、「希望連絡時間帯」を入力しましょう。
◇電話で応募する
「応募方法」欄に電話連絡可能とある求人は、直接電話で応募ができます。
ただし、飲食店は忙しい時間帯があります。先方の都合を考え、ランチ・ディナーなどの忙しい時間帯を
考慮した上で電話をかけましょう。
STEP① 先方がでたらまずは名乗る
「私、佐藤大輔と申します。ジョブレストランで御社のホールスタッフ募集の求人を拝見しお電話いたしました。
採用ご担当の方を(ご担当の○○様を)お願い致します。」
STEP② 氏名を伝えて都合を確認する
「私、佐藤大輔と申します。ジョブレストランで御社の求人を拝見してお電話いたしました。お伺いしたい事が
あるのですが、ただ今お時間よろしいでしょうか。」
STEP③ 質問の本題に入る
「ホールスタッフの募集へ応募させていただきたいのですが…」
※相手の都合がよければ、求人応募内容の質問や応募方法の確認などをする。
都合が悪い場合は、都合のよい日時や時間帯を確認し、改めてかけなおす。
STEP④ お礼を述べて電話を切る
「お忙しいところお時間をいただき、ありがとうございました。必要な書類を送らせていただきますので、よろしく
お願いいたします。それでは、失礼いたします。」
※お礼を言った後に、すぐには電話を切らない。
相手が受話器を置いてから、こちらもきるようにしましょう。
【ポイント】
- ・求人応募先とのファーストコンタクトです。落ち着いてハキハキと受け答えしましょう。
- ・募集詳細とメモを手元において電話をしましょう
- ・確認したい内容があれば、あらかじめ書き出しておきましょう
- ・電話は先方が切ったことを確認してから切断しましょう。